

1928年に織物の工房をスタートさせたエルンスト・フェイラーは、ババリヤ地方の伝統工芸の織物「シュニール織」に着想を得て、創意工夫を重ねます。そして20年後の1948年、ドイツ・ホーエンベルクにて独自の技法による織物を完成させ、フェイラー社を創業。1972年から、日本での販売が開始されています。
シュニール織とは
シュニール(Chenille)とはフランス語で「(蚕などの)いも虫」の意味で、プクプクとした質感が「シュニール織」に使われるモールヤーン(モール糸)に似ていることから呼ばれるようになったと言われています。厳選された原綿を職人が何十もの工程を経て織り上げることで創り出される、柔らかで厚みのある質感と美しいデザイン。その豊かな価値は大切な方への心を込めた贈りものとして、長く愛され続けています。

